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2021/05/25
耐震等級について
日本は言わずと知れた地震大国。ご家族が何十年と住まわれる場所ですから、家づくりを考えるうえで「耐震性」は大切になる要素の一つですよね。
地震に対する建物の強度を示す指標のひとつとして「耐震等級」というものがあります。 住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定されたもので、建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど、建物の耐震性能が高いということになります。
ここで改めて耐震等級のランクをご説明します。
《耐震等級1》 建築基準法で定められた、建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、震度6強から7に相当する、数百年に一度起こる大地震に耐えうる強度を持つように構造計算されています。
《耐震等級2》 耐震等級1の1.25倍の倍率の耐震強度があることを示しています。 「長期優良住宅」は、この耐震等級2以上の強度を持っていることが求められます。
《耐震等級3》 耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルです。