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2020/06/08
基礎工事_床下換気についてpart2
こんにちは
床下換気に使用しているパッキンについてです。
工事が進むにつれ見えなくなる部分です。
床下換気口といえば、↑こちらですね。
ですが当社では基礎パッキン工法というものを採用しています。
↑こちらは気密パッキンになります。
ポーチ、玄関、浴室周りに設置しています。
玄関は床下の空間と室内の空間が直接つながりやすいです。
空気が外部から基礎パッキンを通り換気しているので、
玄関に基礎パッキンを設けることで、外部から入ってきた風が
室内へ流れ込んでしまいます。
もし床下がカビていた場合、風に乗って室内に侵入してしまうことになります。
それらを防ぐため、気密パッキンにしています。
浴室周りは寒さ対策です。
↑こちらは基礎パッキンです。
気密パッキン以外のところはこちらになっています。
なぜ、床下換気口ではなく基礎パッキンを採用したかといいますと、
床下換気口を設置するのに、基礎に換気口を設置するための穴をあけるため、
コンクリートのひび割れや基礎体力が落ちてしまう心配があります。
基礎パッキンですと、基礎に穴をあけなくて済むことや
基礎の上にちょこんと乗せるだけなので、ひび割れや、
基礎耐力の低下などを気にしなくていいからです。
ちょこんとのせるだけと書きましたが、
基礎と土台をアンカーボルトで留めるので
動いて外れる心配はないです。