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基礎工事_床下換気の話
こんにちは
新築工事の現場に行ってきました。
基礎工事も終わり、これから配管工事、建て方工事と進んでいきます。
赤丸の部分なんだかわかりますか?
赤丸の部分を拡大すると
こちら!!
なんだかわかりますか?
こちらは、床下の浴室点検口です!
床下には水道などの配管がたくさんあり、水漏れがあった場合
床下に潜って点検ができるように人通口というものを設けています。
その他にも、人通口はいろいろな役目があります。
その一つとして、
床下の換気に利用しています。
実は、床下も換気をしているんです!
換気をしないと湿気ってしまって、木材や断熱材が傷んでしまいます。
なので、基礎のコンクリートの上に基礎パッキンというものを敷いて
東西南北全ての方向から風が入り人通口が通り道になり
別の基礎パッキンから風が抜けていくことで、換気を確保しています。
風が通通なら寒いんじゃないの??と思うのですが、
浴室以外のところは基礎パッキンの上に断熱材と床材を張るので、熱が逃げにくく暖かいのですが、
浴室は床や断熱材を入れず、ユニットバスをそのまますっぽり入れてしまうので、
換気とともに暖かさが逃げやすくなってしまいます。
(もちろん、ユニットバス自体にも断熱材はついてますが、より暖かくしたいので。)
なので、必要最低限の換気は確保できて、
暖かさを逃がさない、そして、浴室下の点検がしやすいように
こちらの点検口を設置しています。
木造住宅の建築は奥が深いですね。
まだまだ分からないこと、知らないことが多くあり、
勉強になります。